家庭教師センターの料金システム
家庭教師センターの料金システム
家庭教師センターの料金システムは、必ず確認しましょう。確認すべきは「料金そのもの」に加えて「料金システムがわかりやすいかどうか」ということもあります。
授業料の相場として、家庭教師センターを利用した場合には「1時間あたり3千円〜4千円程度」「個人契約を結んだ場合には、1時間2千円程度」ということが、目安になるでしょう。これ以上安い場合には、教材費・模擬試験費用などの名目で、追加料金がかさんでいくことが、考えられますので、必ず料金システムを確認することです。また、家庭教師センターのホームページなどを確認しておき、明示されている料金以外のものを請求された場合には、そのような家庭教師センターが信頼できるかどうか考えるほうが良いでしょう。
家庭教師センターに家庭教師の派遣を依頼する場合には「入会金」がかかる場合があります。無料〜3万円程度が相場です。また授業料とは別に「年会費」がかかる場合もあります。年会費は1ヶ月あたり無料〜4000円程度がかかる場合があります。
そして肝心の授業料ですが、先に書きましたように「1時間あたり3千円〜4千円程度」が相場です。ただ、授業の変更・休みになった場合や、延長をお願いした場合などの料金がかかってくる場合があります。授業日以外に、質問に応じてもらえるかどうかや、その場合の料金はいくらかも、家庭教師センターによって違います。違うからこそ、ホームページやパンフレットに明示されていない場合には、納得のいくまで質問をしておきましょう。また、家庭教師の交通費や様々な経費などをあわせると、1ヶ月に3万円程度の支払いが生じるというケースが多いようです。ただ、授業内容・回数などにもよりますので、4万円、5万円の支払いになるから悪質、とは一概に言えません。ただ、その金額に「納得のいく説明が得られるか」ということは、注意するのが良いですね。
トラブルが起こりがちなのが「教材費」についてです。家庭教師が授業を進めるには、教材は必ず必要ですし、たとえ「教科書を使って授業をして欲しい」と依頼した場合でも、補助的な教材は必要となります。家庭教師がオリジナルの教材を作成する場合でも、経費がいくばくかはかかることになります。また、受験のためのハイレベルな授業を望むなら、それだけたくさんの、高価な教材が必要となっていくでしょう。「どこまでが必要な教材なのか」「家庭教師センターの利益のために、不必要な教材まで売りつけられているのではないか？」といった疑問を持つ方も、多いものです。それだけ「教材費」に関してのトラブルが、かつてから多かったというのが、現実なのです。
常識的に考えて「ローンを組んで支払わなければならないほどの、高額な教材」というのは、たとえハイレベルな国公立大を受験する場合でも、必要ないと思われます。そのような契約を勧めてくる家庭教師センターは、信用できないと考えられます。
