家庭教師と塾の違い…家庭教師センター選びネット


家庭教師と塾の違い

家庭教師と塾の違い

家庭教師と塾のどちらにも、メリット・デメリットがあります。一番大事なのは「最終的に受験で合格する学力をつけること」で、そのために「お子さんに合う学習法」を選ぶことです。「家庭教師か塾か」という選択は「ゴールが何であるか?」を考えて行わなければなりません。

家庭教師のメリットは「マンツーマン指導」を受けられることです。お子さんは「国語は苦手だけれど、数学は得意」「国語のなかでも、古文や漢文が苦手だけれど、現代文の読解は非常に優れている」など、それぞれの特徴があります。家庭教師ならこれらの特徴をつかんだ上で、高い能力はより伸ばすように、足りない能力は補うように、オリジナルのカリキュラムを組んで、授業をしてくれます。また、性格や学習のペースも、お子さんの一人ひとり異なります。「物事をおぼえるまで時間がかかるが、一度おぼえたことは忘れない」「何でも器用にこなせるが、忘れてしまうのも早い」など、お子さんの特徴に合わせて、学習法を提案してくれるのが家庭教師です。そして、お子さんによっては「部活や習い事があって、塾の都合とは合わない」というケースもあります。その場合にも家庭教師と相談の上、時間の融通をしてもらうことが可能でしょう。通学の必要がありませんので、お子さんの身の安全という意味でも、安心できますね。

家庭教師のデメリットは「授業料が、学習塾に比べて高い」ということです。そして「子どもと相性が悪い家庭教師が来た場合、学習意欲が低下する」「家庭教師の質によって、学習成果が大きく変わる」ということです。

一方で、学習塾のメリットは「雰囲気を変えることで、勉強に集中できる」ということです。周りには、ライバルとなる子どもがたくさんいますので、「負けていられないぞ」という気持ちになる可能性が高いのです。また受験をクリアできるノウハウを持っているのが学習塾ですので、受験したい学校が決まったら、そのためのクラスに入って、受験のための学習に集中できることが、学習塾のメリットです。また、家庭教師よりも安い授業料で授業が受けられるというのもメリットです。

他方で、学習塾のデメリットは「成績の良い子どもほど、より伸びる傾向があり、成績の悪い子どもは、無視されることがある」ということです。学習塾にとっては、名門校へ多数の合格者を出すほうが、宣伝効果が高まりますので、これはある程度、仕方のないことでしょう。

最近「個別指導塾」というのが登場してます。しかし、「個別指導=マンツーマン」とは限りません。複数の子どもに、一人の教師がついて学習を進めるとは限らず、複数の子どもが個別に指導を受けながら、基本的には自力で学習を進めるというパターンの塾もあります。ただ、個別指導塾が合う子どももいますし、本当にマンツーマン指導を行って成果をあげている塾もありますので、事前に実態をよく確かめ、通わせてみて合わないと感じたら、他の学習方法に切り替える、ということが大事です。




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