家庭教師の種類
家庭教師の種類
家庭教師の種類として「個人契約を結ぶ」「家庭教師センターなど仲介・紹介してもらう」「チケット制の授業を受ける」「教材付きの家庭教師センターから派遣してもらう」といった方法があります。
家庭教師の契約を結ぶ場合に「近所の人、親戚などに依頼して、個人契約を結ぶ」「個人契約を仲介してくれる家庭教師センターに、仲介依頼をする」といった方法があります。個人契約の場合には、授業料を無理のない範囲で交渉ができることがメリットです。知り合いに依頼する場合には「見ず知らずの他人ではない」という安心感もあるでしょう。しかしながら「子どもと家庭教師の相性が悪かった場合に『もう結構です』と断ることがしづらい」というデメリットがあります。知り合いに頼んだ場合には、甘えや馴れ合いが生じてしまう場合もあります。子どもの貴重な時間を浪費してしまうことになりかねませんので、注意しましょう。
「家庭教師センターなど仲介・紹介してもらう」という場合は、家庭教師センターはトラブルがあった場合に、間に立ってくれるというメリットがあります。もしも「この先生とはどうしても合わない」という場合にも、個人契約の場合と違って、教師に直接ではなく家庭教師センターに相談することができますので、どちらかというと安心です。また、家庭教師センターは、より良い授業を行うことができるよう、家庭教師への指導を行っていますので、安心して子どもを任せることができます。ただ家庭教師センターは仲介料・紹介料や研修費用などを、子どもの授業料から捻出しますので、授業料が多少高くなります。
最近「チケット制」を売り物にしている家庭教師センターもあります。授業を受ける回数分のチケットを、事前に購入しておき、その分だけ授業を受けることができるというシステムです。ただ、事前に購入したチケットは、返金してもらえるのかどうかを、事前に確認して契約することが大切です。他の部分は、一般的な家庭教師センターと大差はないことが多いのですが、料金の支払いのことに関してだけは、注意が必要と言えます。
「教材付き」を謳う家庭教師センターには「役務提供の有り無し」によって違いがあります。家庭教師は、その教材を使いこなせるように研修を受けて、授業を行ってくれることが多いです。そのため「学習のノウハウが確立されている」という安心感があります。また受験に関しての情報も、家庭教師がセンターから得ているため、相談に乗ってくれやすいという面があります。ただ「家庭教師を解約したくなった場合」にトラブルが多いのが、教材付きの家庭教師センターなのです。「役務提供無し」の家庭教師センターは、家庭教師を断ったとしても、教材の解約ができない形の契約になっていますので、教材費の負担は続くのです。一方で、役務提供有りの家庭教師センターは、トラブルがあった場合のサポートもしてくれるケースが多いと言えます。そのため「役務提供の有り無し」については、確認する必要があります。